収入の複線化を目指す鉄道員のブログ

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米国株投資を始めた1年を振り返って

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私が現在株式投資で主戦略としているのは、米国高配当株をコアとする配当再投資方針です。これを打ち出して本格的に動き始めたのがちょうど去年の今頃。

それまでは日本株とインデックス投信中心に売買を行っていました。
インデックス投信で長期の資産形成、日本株の短期取引で小遣い稼ぎという感じでしばらく取り組んでいたわけですが、特に短期売買では思うような成果は出せませんでした。
そんな中、色々と書籍や他のサラリーマン投資家の方のブログを見てきて自分の中でしっくり来たのが米国高配当銘柄・ETFを使った長期再投資戦略です。

これを1年ほどやってみた結果、思ったことは2つ。
 

1.米国株投資は手間がかからない

米国は今のところ覇権国家として君臨し、世界中からヒト・モノ・カネの集積地となっています。また、世界に名だたる大企業の多くが米国企業となっている一方で、スタートアップから次々とイノベーションが起きる土壌もあり、人口も先進国としては珍しく増加しています。

このため、米国株は浮き沈みはあれど、長期で見れば右肩上がりを描いています。

資本主義を「拡大し続ける資本の再生産活動」と捉えると、「成長しそうな市場に可能な限り長期間投資する」ことが最も確実性の高い投資だと考えられます。
この投資スタイルの何が良いといえば、とにかく楽ということ。
VTIやVYMといった米国ETF保有してあとは放ったらかしておけば、市場の拡大と共に株価は右肩上がりとなり、配当金を再投資して原資を増やせば複利効果によりさらに自分の資本が拡大していくのだから、トレードなんて基本的に年に数回買付すればいいだけです。
モニターにかじりついてチャートを読み、各種経済指標や政治動向に目を光らせながら秒単位を争うトレードをする必要なんてありません。
市場の暴落局面にあっても、「絶好の買い場」と考えることができるので狼狽売りなんて愚行で資本を毀損させることもなく、余裕を持って対処できます。

私にとって投資はあくまで不労所得を得るための手段です。
手間が最小限で済む今の手法は私に合っていると言えそうです。

 

2.配当金が入るのはうれしい

私は熱しにくく冷めやすい人間です。目に見える成果が得られないとすぐにモチベーションが下がってしまうのです。
これまでやっていたインデックス投信では、基本的に配当を出さないで原資に再投資する方針のものを買い付けていました。
税の繰延効果や複利効果が働くのでそれはそれで有用な戦略だと今でも思うのですが、結局、これまで投資してきたお金がどれだけ新たなお金を生み出したのか、視覚的に分かりづらいのです。

その点、米国株から得られる配当金は証券会社からの「配当金のお知らせ」メールを見ればすぐにわかります。私が月次で誰得な配当金受取状況を報告しているのも、それが自分のモチベーションに繋がるからです。過去にデータと見比べたときの「あれ、いつの間にか結構増えたなー」という感じ。あれが好きなんです笑

 

結果として、「米国株配当再投資戦略」は今のところ私にもっとも合った手法となっています。もちろん引き続き情報収集しながらさらに良い戦略があれば取り入れていこうと思っていますが、2018年も引き続きこの戦略をコアとしていくつもりです。