収入の複線化を目指す鉄道員のブログ

現役鉄道員がセミリタイアを目指して収入の複線化を頑張ります。鉄分は薄め。

【ストックフォト】あえて国内ストックフォトサービスに写真寄稿するメリット

私が現在、「Shutterstock」と「AdobeStock」の2つのストックフォトサービスをメインで
使っています。
どちらも海外に本社を置く大手のサービスです。

理由としては、ユーザーインターフェースが使いやすい、タグ付けが比較的ラク等いろいろと
ありますが、最大の理由はどちらも「全世界を対象としたサービスであること」です。

世界中の人々がターゲットということは、それだけ販売機会があるということなので、
売上を効率的に上げていくことができるだろう、という思惑があるからなんですね。

ただ、最近ふと「実は国内ストックフォトサービスもアリなのでは?」と思い始めてきました。

海外大手サービスは埋没リスクが大きい!

最大の理由はズバリ、「海外大手ストックフォトサービスでは自分の写真が埋もれやすい」から。

そう。
海外大手のサービスは、顧客が世界中にいるという非常に魅力的なメリットがある一方、
世界中のクリエイターが作品を投稿するため、必然的に彼らとの過酷な競争を強いられてしまう
というデメリットもあるのです。

例えば、Shutterstockで『タリン(エストニアの首都)』で検索をかけると、
20,998件ヒットします。
しかも、どれもかなりクオリティの高いセミプロレベルの写真ばかりです。

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一方、国内最大手のストックフォトサービスであるPIXTAで同じく『タリン』で検索すると
1,010件しかヒットしません。
また、クオリティに関しても特にレタッチ処理されてない素人っぽい写真も少なくありません。

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利用者の立場で見れば、何千何万とある写真をひとつひとつ見ることなどしないはずです。
せいぜい最初の1、2ページから一番気に入った写真を選ぶでしょう。
WEBページと同じです。

せっかく撮った写真を一生懸命レタッチ処理して、しこしこタグ付けして
やっと登録できたとしても、Shutterstockでは他クリエイターの圧倒的な質と量に
駆逐されてすぐに埋没してしまう可能性がある
のです。

その点、PIXTAはShutterstockに比べれば、質・量ともにそれほどではないので、
埋没リスクはぐっと下がるように思います。
もちろん、確率の話ではあるのですが。。

あえて「日本人をターゲット」に据える!

日本に所在する個人や法人がストックフォトサービスを使う場合、どこのサービスを
一番使うでしょうか。
恐らく、国内向けに設計された日本のサービスが最初の選択肢になるのではないでしょうか。
その場合、国内最大手のPIXTAやフォトライブラリー等が有力な候補となり得るでしょう。
ターゲットをあらかじめ日本人に絞り、マイナーな土地の風景写真など、国内サービスでは
手薄なジャンルを中心にラインナップを増やしていくという手は、意外と有効かもしれません。

以上、国内ストックフォトサービスを利用するメリットについて考えてみました。

これまでは登録枚数の制限やタグ付けの煩雑さから敬遠しがちだったのですが、
少々海外大手サービスだけでは稼ぎ辛くなってきている感がありますので、
この機会に国内サービスにも頑張って取り組んでいきたいと思います。