独身者が貯金を頑張るべき3つの理由
私の周りの独身者は、独身生活を謳歌するあまり、貯金をあまりしないという人が
結構多い印象です。
確かに、独身なら結婚式やマイホーム購入、子供の教育といったイベントがない分、
貯金を頑張る必要性は薄いと思われがちです。
しかし、実は独身者こそ、頑張ってある程度の貯金を作っておくべきだと思うのです。
その理由は以下の3点。
そのため、自分が働くことができない状況になると、収入が途絶えてしまいます。
既婚者であれば、自分が働けなくなっても、配偶者に働いてもらうことができますので、
収入が途絶されるという最悪の状況は回避できますが、独身だとそうはいかないということです。
そこで、たとえ自分が働けなくなったとしても、当面の生活を送る上で必要な分は
あらかじめ貯金して確保しておく必要があります。
いくら必要か、は個人差がありますが、私の感覚としては目安として2年間の生活費分があれば
良いと考えています。
年間の生活費が150万円なら、300万円の貯金を目指すと良いでしょう。
最終手段として、生活保護を受けるという手もあります。
ただ、生活保護は申請すれば必ず受けられるというものでもなく、自治体によっては
かつて水際作戦などと称して意図的に受給を制限していた事例もあります。
国民の権利として用意された制度ではあるものの、それを運用する側は所詮人間ですので、
過度の期待は禁物でしょう。
その筆頭が生命保険料と医療保険料です。
まず生命保険ですが、これは「自分が死亡した後、残された人が困窮しないよう
お金(保険金)を残す」という商品です。
基本的にお金を残すべき家族を持たない独身者にはそもそも不要です。
続いて医療保険。
医療保険は基本的に「病気等で手術・入院した場合の手術費用・治療費・入院費用等を補填する」
ための保険で、主に「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中」の3大疾病や生活習慣病が
対象とされています。
例えば手術費用保障120万円、入院保障が5,000円/日がついた医療保険であれば、
手術に100万円、入院が10日間だった場合には、手術費用の自己負担分全額と入院期間中の
費用50,000円が支払われるといった具合。
ただ、手術や治療等の費用が高額になった場合、そもそも高額療養費制度を利用することで
実費負担を大幅に軽減できます。
一般的なサラリーマンであれば、さきほどの例で手術にかかった100万円のうち、
最終的な実費負担は9万円未満にまで減らせます。
このぐらいの金額であれば、保険に頼らなくても自分で支払えそうな気がしませんか?
十分な貯金の用意さえあれば、医療保険にも基本的には加入する必要はないでしょう。
保険は人生のうち、住宅に次いで2番目に大きな出費と言われています。
独身者には、この大きな出費の大部分をなくせる潜在的理由がありますので、
自分が本当に保険に入る必要があるのかどうかよく精査することが大事です。
実際にセミリタイアをするかどうかは別として、したいと思った時にセミリタイアが
「できる」という環境を整えておくことは、生き方の選択肢を広げるうえで大きな意味を持ちます。
仮に当面の生活に困らないだけの資産を築くことができれば、完全リタイアだってアリです。
このように自分の望む色々なライフスタイルをデザインしやすいことが、独身者の最大の
メリットといえますので、その実現のためにもある程度のお金の準備はしておくと良いでしょう。
以上、独身者が貯金を頑張るべき理由でした。
独身者は、自分でお金を自由にできる点が大きなメリットですが、逆に言えば、
際限なく浪費してしまうリスクも常にあります。
せっかく独身というライフスタイルを選択をしているのなら、独身生活を楽しむためにも
不要な出費は控え、まずは2年分の生活費を貯めることから始めてみましょう。
にほんブログ村
結構多い印象です。
確かに、独身なら結婚式やマイホーム購入、子供の教育といったイベントがない分、
貯金を頑張る必要性は薄いと思われがちです。
しかし、実は独身者こそ、頑張ってある程度の貯金を作っておくべきだと思うのです。
その理由は以下の3点。
- 働けなくなったときのリスクに備える
- 余計な出費を減らせる
- セミリタイアに現実味が出てくる
働けなくなったときのリスクに備える
当然ですが、独身の場合は働き手が自分しかいません。そのため、自分が働くことができない状況になると、収入が途絶えてしまいます。
既婚者であれば、自分が働けなくなっても、配偶者に働いてもらうことができますので、
収入が途絶されるという最悪の状況は回避できますが、独身だとそうはいかないということです。
そこで、たとえ自分が働けなくなったとしても、当面の生活を送る上で必要な分は
あらかじめ貯金して確保しておく必要があります。
いくら必要か、は個人差がありますが、私の感覚としては目安として2年間の生活費分があれば
良いと考えています。
年間の生活費が150万円なら、300万円の貯金を目指すと良いでしょう。
最終手段として、生活保護を受けるという手もあります。
ただ、生活保護は申請すれば必ず受けられるというものでもなく、自治体によっては
かつて水際作戦などと称して意図的に受給を制限していた事例もあります。
国民の権利として用意された制度ではあるものの、それを運用する側は所詮人間ですので、
過度の期待は禁物でしょう。
余計な出費を減らせる
独身の場合、十分な貯金を持っていることで回避できる出費が色々とあります。その筆頭が生命保険料と医療保険料です。
まず生命保険ですが、これは「自分が死亡した後、残された人が困窮しないよう
お金(保険金)を残す」という商品です。
基本的にお金を残すべき家族を持たない独身者にはそもそも不要です。
続いて医療保険。
医療保険は基本的に「病気等で手術・入院した場合の手術費用・治療費・入院費用等を補填する」
ための保険で、主に「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中」の3大疾病や生活習慣病が
対象とされています。
例えば手術費用保障120万円、入院保障が5,000円/日がついた医療保険であれば、
手術に100万円、入院が10日間だった場合には、手術費用の自己負担分全額と入院期間中の
費用50,000円が支払われるといった具合。
ただ、手術や治療等の費用が高額になった場合、そもそも高額療養費制度を利用することで
実費負担を大幅に軽減できます。
一般的なサラリーマンであれば、さきほどの例で手術にかかった100万円のうち、
最終的な実費負担は9万円未満にまで減らせます。
このぐらいの金額であれば、保険に頼らなくても自分で支払えそうな気がしませんか?
十分な貯金の用意さえあれば、医療保険にも基本的には加入する必要はないでしょう。
保険は人生のうち、住宅に次いで2番目に大きな出費と言われています。
独身者には、この大きな出費の大部分をなくせる潜在的理由がありますので、
自分が本当に保険に入る必要があるのかどうかよく精査することが大事です。
セミリタイアに現実味が出てくる
独身者は、家族を守る責任がある既婚者に比べ、セミリタイアのハードルが低いです。実際にセミリタイアをするかどうかは別として、したいと思った時にセミリタイアが
「できる」という環境を整えておくことは、生き方の選択肢を広げるうえで大きな意味を持ちます。
仮に当面の生活に困らないだけの資産を築くことができれば、完全リタイアだってアリです。
このように自分の望む色々なライフスタイルをデザインしやすいことが、独身者の最大の
メリットといえますので、その実現のためにもある程度のお金の準備はしておくと良いでしょう。
以上、独身者が貯金を頑張るべき理由でした。
独身者は、自分でお金を自由にできる点が大きなメリットですが、逆に言えば、
際限なく浪費してしまうリスクも常にあります。
せっかく独身というライフスタイルを選択をしているのなら、独身生活を楽しむためにも
不要な出費は控え、まずは2年分の生活費を貯めることから始めてみましょう。
にほんブログ村